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投資情報レポート


世界を見る、経済の先を読む力がつく
調査情報部長大谷正之が語る 世界経済の舞台裏

大谷正之

大谷正之(おおたにまさゆき)
株式会社 証券ジャパン 調査情報部長
1960年生まれ。立正大学文学部卒、83年丸和証券入社、営業を経て96年から現職。日本テクニカルアナリスト協会 検定テクニカルアナリスト(CFTe)、AFP。
トレンドの芽をいち早くキャッチすべく、フィールド重視の調査を心がけている。
日経新聞をはじめ業界新聞や雑誌への寄稿、時事通信、日経クイック、ロイターなどの通信社やラジオ日経、ストックボイス、日経CNBCなどのメディアにもコメントを寄せている。

最新版

2020年1月20日

投資情報ウィークリー(2020年1月20日)

先週の東京市場は、戻り歩調が続いた。中東情勢の落ち着きを背景に、日経平均は続伸歩調で始まり、約1か月ぶりに24000円の大台を回復すると、一旦達成感が広がった。しかし、週末には米株高や為替の円安を映して、昨年12月17日のザラバ高値(24091円)を上回り、一昨年10月4日以来の水準を付けた。主力銘柄は円安や台湾電子部品企業の業績好調を受けて、ハイテク株が上昇を主導したほか、中小型株を中心に個別材料にも物色が広がった。米国市場は景気回復を裏付ける経済指標の発表や企業業績の好調を背景に再びリスクオンムードが高まり、高値追いの展開となった。為替市場でドル円は、中東情勢の落ち着きや米中貿易協議の前進期待からドルが買われ、約8か月ぶりに1ドル110円台前半まで円安が進んだ。ユーロ円も欧州景気の底堅さや英国のEU離脱を巡る懸念後退から、1ユーロ122円台後半までユーロが買われた。
今週の東京市場は、概ねしっかりの展開となろう。10~12月期決算の発表本格化を控えて、模様眺めムードが広がる可能性があるものの、世界的な景気回復や企業業績改善への期待から底堅い動きとなろう。主力銘柄は外部環境睨みとなりやすいものの、個別材料には反応しやすい地合いが続こう。米国市場は高値警戒感が意識される中、企業業績の動向や長期金利の動きを睨みながら、堅調な展開が続こう。為替市場でドル円は、米国景気の緩やかな回復を映して、ドル強含みとなり、1ドル110円台を固める動きとなろう。ユーロ円は域内景気の底堅さから、1ユーロ123円台を試す動きとなろう。
今週、国内では23日(木)に12月の貿易統計、24日(金)に12月の全国消費者物価が発表されるほか、20日(月)、21日(火)に日銀金融政策決定会合が開かれ、展望レポートが公表される。一方、海外では23日に12月の米景気先行指数、24日に1月のユーロ圏PMIが発表されるほか、21日から24日まで世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)、23日にECB定例理事会が開かれる。
テクニカル面で日経平均は、昨年12月17日高値を抜けたことで、一昨年10月2日高値(24448円)を目指す可能性が高まった。5日線(23953円:17日現在)を維持していれば、戻り歩調が続こう。一方5日線を下回ると25日線(23746円:同)や日足一目均衡表の転換線(基準線も同値の23533円:同)が下値めどとして意識されよう。・・・

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